「下町」とは…Hさんに尋ねられたけど、答える事ができませんでした

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週に3日、アルバイトで訪れている大田区内の”介護施設”

もうこのブログでは何度となく登場してくる、おしゃべり好きの米寿Hさん

また今回も彼女の入浴時に、こんな事がありました”あるある話”の始まり始まり~(笑)

私が通う介護施設には、もちろん他にもたくさんの「利用者さん」がおりますが、その中でもHさんが特に”ライバル視”している”Sさん”という90歳のおばあちゃんがおります。

何故HさんがSさんをライバル視しているのかと申しますと、二人の生い立ちや性格が対象的であること、また他にもこのお二人は、施設で働くスタッフの業務のお手伝いを進んでしてくれているのですが、とにかくその仕事が”被る”からです(笑)

だから”先にやったもん勝ち”みたいなところがあります。

お互い大人ですから、表面上はニコニコお話していますが、心の中では…みたいな(笑)

昨日、私はHさんの入浴介助をさせて頂きました。お風呂の中でHさんがSさんの話題を
した訳です。

”まぁ~とにかくあの方(Sさん)はホント、お元気でいらっしゃいますねぇ~”
”90歳とは思えませんわよねぇ~足腰もしっかりしてらっしゃるし…テキパキと
仕事も早いし、えぇ~えぇ~、私なんか敵いません”

Sさんのお世話もしている私は、最近Sさんがお元気がない事など、ついうっかり話し
てしまいます

本来、他の利用者さんのお話(情報)って、よそでしては本当はいけないんだと思うん
ですね。たとえそれが同じ施設内の方であっても…

まぁ~当然スタッフ同士での会話なら問題ない事なのでしょうが。

”あらま!そうなの?あんなにいつも気丈にされているのにねぇ~”
”あの方、確か東京の下町育ちでしたわよね?あったしなんかもう岐阜育ちの
田舎者ですから…下町ってどのあたりなんですかぁ~?”

おぉ~キターーーー!予告なしの質問ですか!?(笑)

そう言われてみれば、私も地方(福島)出身なので、あまり”下町”には詳しくありま
せん。あらためて尋ねられると、咄嗟には答えられませんでした。

”そうですねぇ~たぶん上野がある台東区とか、江戸川から東方面あたりの
地域をそう呼ぶんじゃないでしょうかねぇ~私も田舎育ちだから、あまり
詳しくはないんですよ~すみませ~ん…”

とか、適当な事を言ってしまいました…(笑)

そういえば今、毎週日曜日にTBSテレビで放映されている『下町ロケット』も”下町”
でした…(笑)

それにしても「下町ロケット」の原作者である池井戸潤氏は、”倍返しだ!”の台詞で
社会現象にもなったあの名作「半沢直樹シリーズ」に続き傑作を連発させていますね。

まったくの余談ですが…

『下町』の定義とは…複数の意味を有するようです。

まずは「コトバンク」による解説から…

都会で、土地の低い所にある町。多く商工業地になっている。東京では浅草・下谷・
神田・日本橋・京橋・本所・深川などの地域をいう…(デジタル大辞泉

陸上・水上交通の便などのため低い沖積地に発達した都市の商工業地区。高台の
住宅地区としての山の手と区別される…(百科事典マイペディア

都市の商工業地域のうち、おもに低地に発達した地域。職住近接形態が多く、人口
密度も高い。東京の場合は、赤羽から品川を結ぶ京浜東北線を境として、その東方
に広がる低地(隅田川・神田川流域など)のことで、山ノ手の住宅街に対していう
…(ブリタニカ国際大百科事典

Wikipedia」の解説では…

下町(したまち)は、市街地の一部を区分して言う言葉で、複数の意味を有する。

※地形的特性としての下町
第一の語義には地形的な特徴によって区分した「下町」があげられ、市街地中の海や
川に近い低地の部分を示す。

東京では山の手(武蔵野台地東端部分)の周辺をなす崖線より下側の地域がこれに
あたる…この意味の下町と対をなす言葉は山の手であるが、通常は「山側」を意味
する山手が対語となる。

大阪については下町という言い方はあまり用いられず、船場、島之内、堀江、下船場
中之島、堂島、天満など、川や堀で区切られたブロック毎の固有名称が一般的。

※社会的特性としての下町
江戸のような都市では、軍事上の有利性から軍事拠点となる大名屋敷、大身旗本屋敷、
大寺院は幕府の近くの台地におかれることもあった。水運の便の良かった川沿城下町、
陣屋町などにもみられる。

大阪の地理的高低差は、江戸のような社会的棲み分けとの関連性は弱く、市街地の
時間的変遷との関連性が強い。

結局『下町』ってどこよ?何だか定義が曖昧なんですが…

歴史的にみると、江戸時代の御府内(江戸の市域)で高台の地域を「山の手」と呼び、
低地にある町を「下町」と呼称されたという。

東京における下町の代表的な地域は、日本橋・京橋・神田・下谷・浅草・本所・深川
だが、「山の手」のイメージで語られがちな旧小石川区旧牛込区旧芝区にも下町
地域は存在する。

施設のある大田区の蒲田、大森なども下町の扱いを受ける場合があるようだ。

今日では、地名を整理統合する動きが進行しており、「下町」「山の手」の区分が
不明瞭になってきている。

まとめ

『下町』…わかりました?(笑)

その昔、「下町」を舞台にした代表作といえば”ふうてんの寅さん”でお馴染みの
山田洋次監督・渥美清さんが演じた【男はつらいよ】シリーズですよね~
確か、葛飾・柴又が舞台だったと思いますが…

映画シリーズは松竹からで、私が5歳の時の1969年(昭和44年)に第一作が公開、
1995年(平成7年)までの全48作が放映されました。

アメリカの人気シリーズ「スター・ウォーズ」が、1977年から1983年にかけて
公開されているので、それよりも古い!って事なんですねぇ…凄い!

でも「スター・ウォーズ」シリーズはまだ続いていますから、そういう意味では
比べる対象にはなりませんね。

え…古い?やっぱり?(笑)

いま時の子には「下町ロケット」の方がしっくりくるんでしょうかねぇ~

Yahoo!ニュースで、”ポケベル”が終わった事が取り上げられていましたが…

おいおい!私はもっと前の世代の人間なんだけど…と突っ込みを入れたい気分(笑)

『下町』だけじゃないですが、古き良き時代の分化や言葉・風習等、今の時代にそぐわなくなるのは当然の事。

そうした中、下町という”言葉の定義”も少しづつ時代とともに不明瞭になってきているようです。

ただどんなに時代が変わろうとも、忘れてはいけない、捨ててはいけない、変えてはならないモノ…ってあるんだと思います。

今回はHさんの何気ない問いかけから、「下町」について考えてみました。

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