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ちょっと大袈裟かもしれませんが…【将来への警告】として聞いてください
今なぜ、『会社に依存し続けるのではなく、自分でお金を稼ぐ術を身に付ける必要があるのか?』
そのことについて、最近いろいろと感じることがありましたので、今回も「副業のススメ~Part2~」ということでコメントさせて頂きたいと思います。
実は、以前私が勤めていた会社にも、”とうとう”というべきか、”やはり”というべきか、「リストラ」の風が吹き始めている…という事実を知ったからです。
少なくとも、今から20年前までは「リストラ」などという言葉にはおおよそ縁遠い企業(業界)でした。
実際私も入社(転職)した当時は、「この会社なら生涯安泰で過ごしてゆけるんだろうなぁ…」と、たかをくくっていましたから…(笑)そう思える程、会社の業績は”右肩上がり”でした。
業界でもほぼ”一人勝ち”状態。社員への福利厚生も、当時でも手厚い方だったと記憶しています。
しかし、「栄枯盛衰は世の習い」…
揺らぎ初めてきた”転落”へのシグナル…【崩壊への足音】
“ある年”に、会社の根幹を揺るがす「大事件」が勃発します。
新規導入した物流システムのトラブルで、商品が提供(配送)されないという大事故が起きてしまいます。
損失は”億”単位…たぶん業界では知らない人はいないくらいでしょう。
※これ「マテハン」って言います。このシステムにトラブルが発生して遅配が起こり…
ところが…当時の代表はじめ、上層部は「呑気太郎」な奴らばかり。。。
こんな事くらいで潰れるような会社ではない!などと豪語するアホな上司も出る始末…アホ過ぎて言葉を失った。
「潰れない会社」なんてこの世にある訳ないんだよなぁ~と、そう言ってやりたかった…
事の重大さをまったく理解できていない”おめでたい連中”
それより何よりも、その後の「インターネット業界」の凄まじい発展は、この旧態依然とした”業界”を、将来間違いなく”凌駕”する時代が来るだろう…
そう確信した私は、「後ろ髪をひかれる想い」でこの会社を後にしました。
誰から何と言われようとも、わたしは「英断」だったと今でも胸を張って豪語できます。
いま「リストラ」の憂き目にあっている同朋諸氏にはきっとこの想いが伝わっているだろう…
そう思いたい。。。
やっぱり来た!ネットの時代…【時代の変遷】を読むことの大切さ
20年前と今とでは、雇用環境が大きく異なってきています。
かつての日本であれば、「終身雇用」が当たり前で、一度会社に務めてしまえば、あとは定年まで、そこでの雇用は約束されたようなもので、安心して働くことができました。
なので、出世を目指すこともできたし、収入に応じてマイホームを計画的に手に入れることもできました。
100%会社に依存することにはなりますが、最後までそこに依存することができるので、ある程度、将来に対して計画を立てることも可能だったわけです。
でも、今ではその「終身雇用」は崩壊してしまい、雇用に関してはすでに流動的になってきています。
正直、10年後もそこいる自分を想像することが出来ない…
実際、あなたもそう感じることはないでしょうか?
新卒で入社しても、1~2年で退職する若者が多いのも、『もう会社に守られていると感じることができなくなっている』
『そこでの将来に不安があるから年齢が若いうちに転職』というのもあるのだと思います。
また、会社の方針でのリストラや解雇の話なんかも頻繁に聞きます。
それも一方的にそうなるのではなくって、本人の意思でそれを選ばなくていけなくなるよううまく誘導されるケースもあったりします。
“給与カットなどの条件提示”や”仕事がない”などと言われたり。。
会社としては、人件費が大きな経費となるので、まずはそこを縮小&カットしたい訳です。
今では、国内に人材を求めなくても、海外でいくらでも代わりの人材を探すことができるからなんです。しかも低コストで。
急速に海外へのアウトソーシング化が進みだしています。
「言葉の問題もあるし無理でしょう…」そう思われる方も多いでしょう。
最大の問題と思われる「言葉の問題」は、間に入ってブリッジングの役割を果たす人を海外の拠点におくことで簡単に解決してしまいます。
しかも、今ではスカイプやインターネット会議システムのおかげて、海外と結んでやりとりすることもすごく簡単にできてしまいます。
東南アジアの人材の人件費は、日本の10分の1くらい。
大学院卒の高学歴の人ですら、月収5万円くらいで雇えてしまいます。
しかも、5万円は現地ではかなりの高収入にあたるので、かなり満足度が高いらしく、不満も起きないのです。
でも、やっぱり海外のレベルは低いんじゃないの?そう思われますか?
しかし中国や東南アジアの仕事のレベルは確実に上がっています。
かつてであれば、それでも言葉の問題や、海外とのやりとりの方法の問題で実現は難しかったですが、インターネットの普及に伴って、インフラがしっかりと整備された現在では、普通の企業であれば簡単に海外拠点を設けて、そこに人材を配備することができてしまいます。
それでも今はまだまだ、海外へ目を向けている企業は、そこまで多くないですが、海外のコストと仕事の精度の高さに気が付き始めれば、一気に国内の仕事は海外へ移る可能性があります。そうなったときに、個人が仕事を維持する選択肢は2つしかないです。
『同じ10分の1のコストで働く』か『今の10倍の仕事量で釣り合いを取る』かのどちらか
より一層の”パーソナル”が重要視される時代に…【個々人の選択肢】
いずれにせよ、かなり厳しいことになることは容易に想像できます。
そうなる前に、自分の身を守るために、今のうちから行動すべきことが2つあります。
まずひとつは、単に作業をこなすだけの下流工程を受け持つのではなく、人をコントールしたり、マネージメントしたり、企画を立案したりなどの、上流工程の仕事をこなせるようになること。
結局、海外の拠点にいくら仕事をアウトソーシングしても、彼らに出来るのは上から受けた指示通りに手を動かすことだけです。
なので、そういった人たちに指示を与えたり、自分でアイデアを生み出すポジションにいれば、それはやはり海外へ移すことができない部分になるので、ひとつのステータスを確立できます。
AppleもiPhoneの企画立案や仕様を考えるのは、アメリカ国内で行いますが製造は中国ですよね。
つまり、上流工程を国内、下流工程を中国というように、完璧に仕事を分けているわけです。
単に作業をするポジションでない立ち位置を確保することができれば、これからも安泰ですし、むしろそういった人材は不足しているので、いろいろなところから引っ張りだこ状態になります。
でも、これを実現するのは、実際には難しいです。
やはり、生まれ持った天性の才能のある人以外は、こういったスキルは実経験を積むことで培われいくものだからです。
なので、実経験を積む機会やチャンスがなければ、なかなかこれを達成することはできないもの。
そこで2つめの選択肢が重要になってきます。
インターネットの普及に伴って、会社が海外へ目を向ける選択肢を得たように、個人も自分で稼ぐことができるという選択肢を得ることができます。
インターネットが台頭するまでは、会社以外からお金を稼ぐことは実際にはかなり厳しいものがありました。
でも今ではインターネットを使って何十万、何百万円と稼ぐ人もたくさんいます。
インターネットを使ってお金を稼ぐということに対して、日々いろいろな新しい方法&手法も出てきているので、今後さらにこの流れはより加速していくはずです。
つまり、会社に依存しなくても、『自分の好きな時間に好きな場所で仕事をしながらお金を稼ぐ』という自由なライフスタイルを持つ人が、今後はどんどん現れるということです。
まだインターネットでお金を稼ぐことに対する世間の目は”懐疑的”なものがありますが、これからはそうも言ってられなくなるでしょう。
これは早くに気がついた人が先にスタートをすることができるので、早ければ早ほど有利になります。
先行き不安な状況にしがみつくよりは、自分の力で道を切り開くことを選ぶ方が何倍も将来性があります。そのチャンスはいたるところにあるわけですから・・・
20年前であれば、今のこの状況は想像できなかったと思います。
いわば鎖国された状態だったからです。でも、今はそれが開放されている時代です。
会社に選択肢があるのと同様、個人にも選択肢があります。
今後は、個人で稼ぐ時代になっていくはずです。
今は対象は国内だけですが、将来的には世界中を相手にしながらインターネットで稼ぐという流れもでてくるかもしれません。
そうなった時に、今稼いでいる人は更に大きく稼ぐ機会を得るはずです。
その時になって可能性に気が付いても、既に大きく出遅れています。
まだ初期と言える今だからこそ、先行してスタートを切っておくことで、あとで世間が本当に注目したときに乗り遅れることなく、時代を先取りすることができます。
今後、国内と国外の垣根は、限りなく取り外されることになるでしょう。
それは、今の各企業の動きを見ていれば明らかです。
それを黙って見つめているのではなくて、今のうちから率先して準備しておくこと…
今後生き抜くために必要なことであると強く思います。
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