2020年東京オリンピック開催!大丈夫なの!?日本のWi-fi

 

 

いよいよあと1年強で、我が国において”オリンピック”が執り行われるのは周知のこと。

 

諸外国からはたくさんの外国人が訪れる事だろう。

 

しかしながら、カウントダウンが始まったこの期に及んでもなお、日本のWi-fi事情はあまりにも芳しくない!

 

否、芳しくないどころの話ではない。かえって戸惑いを感じている。

 

今「フリーWi-Fi」に自動で接続してくれるアプリは、非常にたくさんの種類のものが出てきている。

 

2020年に日本へ訪れる外国人の方々も、あらゆる施設などで多く利用するはずだ。

 

筆者も自身のスマホに「フリーWi-Fi」を探し出して接続してくれるアプリを入れて利用しているのだが、外出先で直ぐに、それも必要以上にスマホが「フリーWi-Fi」に接続しようとして<フリーズ>しちゃうのだ。

 

そして結局「フリーWi-Fi」に繋がらない!という事象が多々起こる。

 

筆者の携帯キャリアは「au」なのだが、外出すると常にスマホがフリーWi-Fiを探している状態で、”この携帯ではSof○○ankのWi-Fiには接続できません!”みたいなメッセージが表示され、ネット通信に繋がらなくなる。

 

”いやいや…俺の携帯「au」だし、Sof○○ank全然関係ないし…”とか思ったりしている。

 

近くにSof○○ankのショップがあったりするのかもしれない…

 

スマホがず~っと「フリーWi-Fi」を探している間、あるいは繋がっていないのにず~っとその「フリーWi-Fi」に接続したままだし、携帯キャリアの回線<3G/4G(LTE)>にも繋がらない状態のままだからネット回線が全然使えない!という”宙ぶらりん”の状態をしばらく余儀なくされてしまう。

 

もしその場(外)に停滞していなければならない状況になってしまったらどうすればいいのか…

 

つい先日も、大手通信会社の【Sof○〇ank】で通信障害が起こり、日本全国のSof○○ankユーザーが数時間電話が使えない(当然ネット回線も使えない)というトラブルが起きた。

 

数少ない公衆電話に人が群がり、全国区でパニックが発生していたのをTVのニュースが取り上げていた。

 

今やこれほどまでに携帯電話が使えないと人々の暮らしは立ち行かなくなってしまうというのをまざまざと思い知らされた出来事だった。

 

そもそも、なぜ無料なのに繋がらないの?その原因と対策を探ってみた

 

 

まず初めに、《Wi-Fiの電波》というのは、例えば家の中とかオフィスの中とか、とにかく「建物や施設の中でしか拾えない微弱な電波である!という事を知っていないといけない。

 

 

これは”Wi-Fi”というものが、その発信機(無線LAN)から微弱な電波を飛ばすためで、おおよそ10~100mの範囲内にしか電波が届かないという性質がある。

 

 

だから、一歩建物の外へ出てしまえばWi-Fiの電波は届きにくくなるという訳だ。

 

 

じゃ~Wi-Fiのメリットって何?と聞かれれば、それは電波速度が速い!ということが挙げられる。

 

 

家の中ではWi-Fiを使っている間は、自身の携帯キャリアのギガを減らすことなくインターネット回線を快適に利用する事もできるし、映画などの重たいデータでもサクサクと視れてしまうのがWi-Fiの強みなのだ。

 

さて、それはそうと基本的に「フリーWi-Fi」に繋がらない原因の多くは次の3つが考えられると言われている。

 

1.事業者との契約が必要な場合

2.ログインが求められている場合

3.周囲の電波状況が混み合っている場合

 

あるお店の前に携帯キャリア事業者のステッカーで「Wi-Fi接続できます!」とあっても接続できないケース。

 

これはそのWi-Fiを提供している事業者と事前の契約が必要な場合だ。

 

 

携帯キャリア事業者のステッカーの場合、自分が契約している携帯キャリアであればWi-Fiを利用できる…ということ。

 

「フリーWi-Fi」に接続する際、SNSアカウントと連携が必要なもの自分のメールアドレスを登録する必要があるもの店内でパスワードなどを教えてもらいログインする必要があるものなどがある。

 

Wi-Fiの接続状況を示すアイコンなどが「接続できている」状態になっていても、SNS連携やメールアドレス登録を行わないとネットに接続できない場合があるので注意が必要だ。

 

 

Wi-Fiは2.4GHz帯(IEEE802.11b/g/n)と5GHz帯(IEEE802.11a/n/ac)の2つの周波数帯が規格として定義されているが、一部のフリーWi-Fiは双方の周波数帯が利用可能だ。

 

2.4GHz帯は利用している機器も多いため、その周波数帯は混みやすい。

 

ある程度のスペックを持つ携帯電話やスマホなら、5GHz帯Wi-Fiが利用可能。

 

だが、一部の機器では2.4GHz帯しか利用できない場合がある。

 

利用状況が混み合っているため「FREE Wi-Fi」に接続しづらいという場合だ。

 

外出先では”ON-OFF”の切替が必要!?セキュリティの問題も…

 

 

結局のところ、Wi-Fiは室内で使うのに適したものであって、一歩外へ出てしまえば殆ど使いものにはならないという事が理解できただろう。

 

屋内ではWi-Fiを、屋外では携帯キャリアの3Gや4G(LTE)のサービスを利用するしかないようだ。

 

いま日本では、2020年のオリンピック・パラリンピックの東京開催を見据え、国を挙げて公衆無線LANの整備促進を行っており、公衆無線LANが利用可能な場所が増え、これからも利用する機会が増えるだろう。

 

だが、これじゃ日本へ訪れる外国人の方々は殆どの方が”Wi-Fiが使えない”ということになりはしないだろうか?

 

 

”フリー”と謳っていながら全然フリーじゃねぇ~じゃん!ってことになりはしないだろうか…
厚切りジェーソンじゃなくても”Why Japanese People !!”って言われそうだ(笑)

 

他にも「フリーWi-Fi」には盗聴傍受といった可能性があり、セキュリティ上での問題も指摘されている。

 

少し手間が増えて面倒ではあるのだが、まず外出したらスマホの「無料Wi-Fi」を探す機能(アプリ)を一時的にストップ(OFF設定)する必要がありそうだ。

 

それで屋外では携帯キャリアの3G/4G回線を使わないといけないだろう。

 

そうしないとネットも電話も両方使えないということになってしまう。

 

 

そして再び屋内に入った時は「無料Wi-Fi」機能をONにしてフリーWi-Fiに繋げ、少しでも携帯キャリアのギガの目減りを防ぐという事に努めるしかなさそうだ。